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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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よろ、と、危なっかしい足取りをする姿を捕まえて。
つい聞いてしまった。

「家来る?」
「はい?」

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オマエ、痩せた?
……最近、体重測ってません。
測れよ。これ以上痩せてどーすんだ。ぺらぺらんなるぞ。
なったら困ります。
…人間じゃねーな。
そうですよ。

「紫原君、いただきますぐらいちゃんと言ったらどうですか」
「え?」


「…テツヤ」

火神が呼んだ瞬間、黒子の体がびくりと震える。
戸惑う眼差し。
拒絶を表す身体。


「青峰君、起きてください。そろそろ授業始まりますよ」
「んー…」
「今からそんなんでどうするんですか…」
「……」

「ねー、花火やらない?」
「あ?なんだよ、ちょっとシーズン遅くね」
「なんか安売りしてたからって親が買ってきちゃったの。せっかくだから皆でやらないかなって思って」

「もー、皆はしゃいじゃって…」
「花火は人に向けてはいけませんって書いてあるんですけどね…」
「いつもは冷静なミドリンまで巻き込まれてるし」
「彼はからかわれると乗っちゃいますからね」

(海常対桐皇、数日後)

青峰っちに負けて、次の日は、身体が怠くて、重くて、動けなかった。
限界を超えて酷使した結果。
まだまだ、身体ができてない。
どれだけ頑張れば、追いつけるだろうか。
あの背中に。


お。
…こんにちは。奇遇ですね。
まあ同じ東京に住んでるしな。普通だったら、オマエ、気付かれないんだろーけど。
そうですね。
(以前書いた家族http://mayoimichi.darumasangakoronda.com/Entry/230/の関連作品です。緑黒で同棲してます。光樹という親戚の子を預かってます)


「お帰りなさい」
「…ああ」

夜遅く、帰ってきた緑間に、黒子は立ち上がって、料理を温めにかかった。
 


「黒ちんって面白いよね」
「…そうですか?」
「うん。好きだよ、一緒にいるの」
「それは、どうも」


どこへも行かないで。

馬乗りで、首に手をかけて。
泣きそうになりながら、静かに、喚く。
声も、体も、弱々しく震えていた。

黄瀬は、その姿を、ただ優しく見つめる。
 


アイツを見つけるのには訓練が必要だ。
煩い奴らには気を取られないこと。
誰もいないような隅を見ること。
本を持った手を見つけること。
器用に人の間をすり抜ける猫のような動きに眼を止めること。

「うわ、今日、すごい明るいッスね」
「満月だからじゃない?」
「あ、ホントだ。真ん丸ッスね」
「まぁ、ちゃんと丸いのかはわかんないけどね」

(13巻、旅館にて)


余裕さをひけらかした青峰に、逆に宣戦布告をかまして。
別れ、とってある部屋へ向かう道で。

「テツくーんvv」
「あ?」
「桃井さん」
 


「…黒子っちどうしたんスか!そんなにオレガン見して!」
「……」
「あう、そんな顔しないでよ」
「いえ。別に」


(黒子失踪直後)


2学期が始まってすぐ。
集会の前にレギュラーに招集がかかった。
 


「黒子、何を読んでいる」
「…見ます?」
「…菊の、図鑑か」
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