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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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最後に、デートしよう



心配して。
ボクのことだけ見てて。
誰も見ないで。
他のことなんて考えないで。
いつもいつもボクだけを見て。
誰にも見せたくない。
他の人になんか笑わないで。
ボク以外の誰にも触れないで。

ああ。
こんな気持ちなんか。
知りたくなかった。





「黒子っちください」

オマエらなどに、渡すものか。

厚顔すぎる我儘。
それが押し通されてしまう強さ。
力。


黄瀬君。
なーに?黒子っち。

ああ、怖い。怖い。
変わっていく。
すべてが。

どうでもいいんだ。他の奴らなんか。

それでいいはずがないよ。




黒子っちのこと、幸せにしてあげて。
オレじゃ、もう、無理みたいだから。





ドアを閉めるなり押し倒す。
突然のことに驚く身体を変に打ち付けないように、ただそれだけを気にして。

「ちょっ…!」
「好き。黒子っち、凄く好き」

抵抗も構わず抱きしめる。
身体がぴったり密着するように。
温度を、存在を確かめるように。
どこにも、逃げ場を残さないように。

抱きしめて少しだけ上がった、それでも掻き消えそうな吐息が愛しかった。

腕を緩めて、頬に手を添えて口付けた。
なぞる。
唇の形を。
白い歯を、一本ずつ。
滑らかな歯茎。
柔らかな舌。

散々堪能してから唇を離すと、絡んだ唾液の糸が伝う。

それを見た彼の頬が染まった。

ああ、愛しい。

抱き起こして、座ったままで、引き寄せる。
手を頭に回して。
少し湿り気を帯びた髪をやわやわと撫でた。
先ほどよりは力が強くなくて、オレが動かないから、やっと彼は少し息が付けたみたいだった。

そういうところも全部可愛くて。
もうどうにかしてしまいたくなるのに。

「…何なんですか、今日は」
「………ごめん」
「…いえ……謝らなくてもいいんですけど…」





「すみません。黄瀬涼太さんですよね」
「あ、ハイ」
「娘がファンなんですけど、握手してあげてくれませんか」
「お母さん!いいって…」

若い母親に連れられている、10歳ぐらいの女の子。
黄瀬は笑って、その子に一歩近づいた。

「初めまして。雑誌見てくれてるのかな。ありがとうね」

そう言われた女の子は真赤になって。
黄瀬君が差し出した手をそっと掴んで、がんばってくださいと小声でなんとか喋る。

「ありがとう、頑張るよ」
「どうもありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそ、声かけてもらってよかったッス。それじゃ、また」

「優しいですね」
「そんなことないッスよー。やっぱ応援してくれる人はありがたいし」
「客商売だもんな」
「青峰っち嫌味ッスよー」
「だってなぁ…なんでオマエなんか人気あんのか意味わかんねーし」
「まあプロのカメラマンの腕前って奴もあるッスけどね」
「謙遜すると余計嫌味ですよ」
「じゃあどうすりゃいいんスか~!!」

「いいお父さんになれそうですね」
「でもオレ叱ったりとかあんまできないッスよ」
「そういえばキミあんまり起こりませんよね」
「え」
「怒りたくなること、ないんですか?」




眼に何か入った…。
「擦っちゃダメッス。上向いて」




結婚式したいなぁ。
…したいんですか。
したいッス。




キミの可愛いお姫様にはなれない。




壁に手をついて。
「もう、逃げられないッスよ」
振り返れない。





彼の指が自分に触れる瞬間がたまらなく好きだ。

その姿が、扇情的すぎて、黄瀬は、目の前がくらくらするようだった。
「黒子っち…。いいの?…オレ、我慢できないよ」
「…いいですよ。好きにしてください」
黒子は、すっと眼を細めて、愛しい相手を見つめた。
黄瀬は、もう我慢なんてできなくて、その細い体を抱きすくめる。
乱暴になりすぎないように、そっと。
「……好きだよ。黒子っち。…大好き」





綺麗な顔をしてますよね、本当に。
…く、黒子っち?
なぞる。





ホントにつらいならオレが殺してあげるから。

そんな悲しいこと願わないで。





今、何時だと思ってるんですか。
…よかった。黒子っち、出てくれた。
…黄瀬君?


 

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