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「最近、青峰と一緒にいないな」
そう言った瞬間、黒子が凍りついたのがわかった。
一瞬だけ、酷く傷ついた表情を覗かせた。
それは明らかだったけれど。
(青桃前提の黒桃含む黄黒。黒桃本当に好きな人にはあんまり向かないかも)
桃井さんは、青峰君が好きなんですよ。
え?いやだって、
本当は青峰君のことが好きなんです、彼女は。でも青峰君はまだまだ子供だから、恋愛対象じゃないんですよね。
…。
どこへも行かないで。
馬乗りで、首に手をかけて。
泣きそうになりながら、静かに、喚く。
声も、体も、弱々しく震えていた。
黄瀬は、その姿を、ただ優しく見つめる。
(13巻キセキ集合後)
じゃあと背を向けた身体が、足を止めた。
まだ何かあんのかよ、と、青峰がめんどくさそうな顔を浮かべた。