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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
「紫原イライラしてんな」
「うん。ウザい奴がいてさ」
「センターのか」
「そう。マジ目障り」
「あの人が言うと、マジで殺しそうッスよね」
「黄瀬君」
「いや、まーわかってるッスよ!?そんなことしないって」
「当然です」
「ホント、あーゆーのウザいよね。身の程知りなよって感じ」
「おい、煩いぞ」
「そっちがうるさい」
「何?」
「まあよせよ。…敦、そんなにやりたいなら、次、オマエにやろうか」
「マジで?ちょーだいよ」
「ああ。わかった」
「えー!?」
「ありがと。赤ちん、好きだよ」
「ああ」
「…紫原君、あんまり焦っても駄目ですからね」
「わかってる。それ程の相手でもないし」
「ははは」
「可哀相にな」
「…相手ッスか?」
「当然だろ」
「敵いはせんだろうな」
「そうですね…」
「何だかんだで上手いんスよね」
「やる気あれば言うことねーんだろーけど」
「あるよ、ヤル気」
「…相手を潰すために出すのは間違ってると思いますよ」
「でも潰したくなるんだよね」
「イライラするからですか」
「ウザいからだよ」
「言うッスねー」
「何であんなに滑稽なことしてられんのかな。馬鹿みたい」
「おい、言いすぎだ」
「才能ないってわかってて、なんでやるんだろ」
「あるんじゃね?オマエより、弱いだけで」
「なら諦めてほしーよね。食らいついてくるのが鬱陶しー」
「だったら、オマエより上の奴が現れれば諦めるのか」
「そりゃーね。オレより強いなら、認めてもいーよ」
「へぇ。意外ッス」
「でもありえないよ」
「…訂正。全然意外じゃなかったッス」
「ははは。まだまだ甘いな」
「緑間君、火に油を注がないでくれませんか」
「知らん。オレに文句を言うな」
「ま、お手並み拝見といこーぜ」
「ホント、可哀相ッスよ…」
「……」
「弱いのが罪なんだよ」
「ヒデーな」
「でも、真理かも」
「イヤですよ、そんな真理」
「所詮強者にしか優しくない世界なんだよ。全部な」
「そう上手くいくものでもないだろうがな」
「勿論、強者たる理由も、然るべくあるべきなんだろうがな」
「…わけ、わかんないッス」
「仕方ない奴だな」
「わからなくていいと思います」
「つーかわかんなくていいだろ。わからせようと思って話してないだろーしな」
「よくわかってるな」
「何となくな」
「さて、そろそろ行くか」
「はいッス」
「ああ」
「おう」
「そーだね」
「はい」
そして独壇場が始まる。