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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
(女装注意)
黄瀬と緑間が部室に入った瞬間眼に入ったのは、金の長髪に白いワンピースを合わせた清楚な美少女だった。
「へ?」
部屋を間違えたかと戸惑う2人に、見慣れた顔が声をかける。
「よう!見ろよこれ!」
「見ないでください!!いい加減離してくれませんか!?」
少女は青峰に、2人に正面を向けるよう手首を拘束されている。
その怒気を孕んだ語調と表情から、誰かが自ずとわかってしまった。
「え…く、黒子っち!?」
「そーだぜ似合うだろ!」
「似合うわけないじゃないですか。離せって言ってるんですけど!」
「ほんと可愛くてウケるよねー」
金色の髪にもともと色素の薄い眼と肌。
一見すれば外国人のようにもとれる風体だ。
色黒ででかい青峰の隣にいるからこそ、余計に繊細さが強調され、可愛らしく見える。
「何故このようなものがこんなところにあるのだよ」
「この前演劇部に体育館を貸したんだよ。どうやらその時の忘れ物らしい」
「…それ、勝手に使っていいんスか?」
「いいわけないでしょう。ほら、そろそろ気が済んだんじゃないんですか?」
「んーせっかく苦労したしな…」
「黒ちんすっごい暴れるんだもん」
その言葉が示すように、青峰と紫原の腕や顔には黒子の抵抗の跡がわずかに見られた。
だが、2人がかりで抑え込まれれば黒子に勝ち目などないのは誰の目にも明らかだろう。
「ちょっ、無理やり着替えさせたんスか!?」
「たりめーだろ、テツがこんなの自分で着るわけねーだろ」
「威張るな!オマエらは変態か!」
「っるせーな、ちょっとふざけただけだろ?」
「なら、本気でそろそろ離してほしいんですけど」
そろそろ疲れてきたとばかりに、呆れた調子で黒子は重ねる。
「折角だし写真でも撮ったら?」
「やめてください」
「いーな。黄瀬デジカメとか持ってねーのかよ」
「え?いや、それはちょっと…」
「本気でやめてください。機械ごとぶち壊しますよ」
「…そろそろ本当にやめておけ…」
言葉遣いが荒れ始めているのは、相当頭にきている証拠だった。
「そーだ、さつきにでも見せるか」
「嫌です。絶対嫌です。出ませんからね」
「はん、オマエ、逃げられるとでも思ってんのか?」
黒子の眼が冷たく細められる。
ガッ。
「いって!!!」
思いっきり反動を使って向う脛を後ろ蹴り。
痛そーと声を上げた黄瀬を盾にとって、ウィッグを外す。
「ッテツ!!てめぇ!!」
「それぐらいしても当然だと思います」
「確かに、ちょっとやりすぎッスよ」
「悪ふざけもいい加減にするんだな」
真っ向から窘められ、青峰は仕方なさそうに肩を竦めた。
黒子のシャツを投げてよこす。
「悪かったな」
「…わかったなら、いいですけど」
黒子はまだ怒りが収まりきらないようだったが、とにかく着替えることを最優先する。
青峰は、とりあえずホッとしたように息をついたが、つまらなそうに付け加えた。
「ったく、冗談の通じねー奴」
「こういう冗談は大嫌いなので。それにもういろいろした時点で冗談じゃないです」
「屁理屈ばっかりこねやがって…」
「まあ面白い見世物だったぞ」
「…オマエは…」
「見てるだけの人が一番性質悪いですね」
「なんとでも。…そろそろ、時間だな」
赤司は、一人だけ違うスタンスにいるという様子で、さらりと流してしまった。
「あ、行かなきゃダメッスね」
「無駄な体力を消耗しました…」
「もう少し鍛えなよ」
「頑張ってはいるんですけどね…」
そして、部室には演劇部の忘れ物だけが残された。
キセキに何のコスが似合うかとかぼんやり考えてたりします。
キセキが全員するとすれば、黒子はセーラーで赤司は女教師がいいなあというのは決まっているのですが。
他緑間ブレザー、青峰ナース、黄瀬メイド?
紫原に何着せていいかわかんないのが悩みです。
浴衣とかかなぁ…。
さすがに大きすぎるよ!
考えてますが、絶対に黒子と緑間が拒否るので小説にはできないなあと思う次第でした。
ここから拍手お返事で!
おたふくさん、コメありがとうございます^^
何を着せようかいろいろ考えたんですけど、まずカツラの汎用性を考えると、水色はないな!という結論に達しまして。
こんなとこリアルにしてもどーしようもないんですけど(笑)
で、金髪になりました。
でも似合うと思うんですよ、ほんと、色白いから。
それで、清楚なのがいいなってことで白いワンピースになりましたー。
水玉とかでもよかったんですけども。
ワンピースのデザインとかも一人で考えてキャッキャウフフしてました。
でも絵を上げるソフトの技術もないので、想像でカバーして頂けたら幸いです。
ではでは!
ありがとうございました^^
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