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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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キャプテンと、木吉センパイの昔話は。




とても、胸に沁みた。







彼らの犠牲者が、こんなところにも。









彼らの力は、どこまで壊し続ければ、満足するのだろうか。



持ち主さえも幸せにしない、暴力的な力。



いつか持ち主ごと、破滅を迎えるんじゃないかと。



時々怖くなる。













センパイ達の、永遠に届かないという、叩きつけられた悲劇。




キセキの世代たちの、頂点にたどり着いてしまったが故に、もう何も得られなくなってしまった、悲劇。












そのどちらが不幸で、どちらがましかなんて、どちらにも含まれないボクには語る資格さえないだろう。
















けれど、この人たちは振り切った。


彼らの光を。


その力の、余波を。














もう一度夢見ることを、やめなかった。













なんて強い選択だろう。















一度は絶望のどん底まで追い込まれて。







そして治せない怪我を負っても。
















盛り返した。







息をやめなかった。







信じた。
















強い。



きっと彼らはキセキたちの何倍も強い。



何倍も苦難を背負って、それを乗り越えてきた。



そうでなければ、バスケを愛し続けることなんて、とてもできなかったと思う。



投げれば楽になれるのだ。



楽になれる。



ボクだって何度も考えて。



一時は逃げ出して。






やめるのは簡単だ。

逃げるのは楽だ。

何も言わず誰の意見も聞かずもう何も考えなくていいように。








本当の自分が満たされることは、ない、のだけど。












その中で戦いを選んだ。




苦難を歩む道を自ら選んだ。



ないかもしれない希望に全てをかけた。













その姿勢を、誰よりも気高いと思う。













そして、誇りに思う。














ともに戦えることが、嬉しい。














誇らしい。















ボクだけの戦いじゃない。








強く、そう思う。









皆で、背負って、乗り越えて。









そして掴む。












手に入れる。













皆で。













皆で。















それこそに、価値が、ある。














拳を、胸に当てた。














戦える。







戦うことを、勝つことを、喜びを分かち合うことを、ここに誓おう。




















今はただ。










この一瞬を、追い求める。

















すべてが、誰かのためで、皆のためで、ボクのため。








 








あなたたちに出会えてよかった。







 

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コメント
 
信頼
木吉と日向は凄い人だと思うんですよ。
ホントに、よく、バスケを続けたなぁって。
よくバスケを好きでいられたなって。

黒子にとっても、それは同じだと思うんですよね。
尊敬の気持ち。
そしてチームとしての一体感というか。

なんというか、私には、2人は恋愛関係としてではなく、唯一無二の友人というか、背中を預けられる相手、みたいなそんな印象で受け止めています。
お互いが駄目になった時、叱咤して、引っ張り上げてやるのがお互いの役割なんですよね。
好きだ。
誰もが羨むような関係なんだと思います。

ちょっとまだ考察が甘いところあるんですけどね…。
いつかちゃんと書きたいと思います^^
【2011/04/30 22:37】 NAME [静] WEBLINK [] EDIT []
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