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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
(下の記事カテゴリ明るめのこの人たちを愛してると関連ありです。キセキ好きで、シリアスどんと来いと言う人だけどうぞ)
今は、千載一遇のチャンスなのだ。
勝利を手にするための。
皆で、喜びを、笑顔を、勝利を、掴み取るための。
キセキは全員分散して。
木吉センパイが出られる最後の大会。
今ここに、最高のカードが揃っている。
カントクがいて、木吉センパイがいて、キャプテンがいて。
そして火神君がいる。
これ以上ない、絶好の機会。
誰にだってわかるだろう。
今のボクらは、もう誰にも止められない。
負ける気がしない。
バスケが、こんなにも楽しい。
きっと黄瀬君と、緑間君だってそうだろう。
新しい場所で見つけた新たな人たちと、喜びを、苦しみを、分かち合う。
今のメンバーと絆を築き上げたからこそ、その最後の試合となるこの戦いが、大切なもので、貴重な一瞬になることは、ボクらと変わりないのだ。
そして、青峰君、赤司君、紫原君。
彼らに、もう一度バスケの面白さを味あわせてみせる。
今ならできる。
やってやる。
やらねばならない。
かつてのチームメイトとして。
それを伝えてやりたかった。
見返すのではなくて。
証明しようと、そんな、独りよがりの行為では、ないと思いたい。
こんなに楽しいのだと。
伝えたい。
こんな場所が、仲間が、いるのだと、作れるのだと、出会えるのだと。
もう希望も何もなくしてしまった彼らに。
最高の機会だ。
最良のタイミングだ。
今ここにいられることを幸福に思う。
本気で戦って、勝利を勝ち取る。
そのためだけに、ここにいることができる。
その希望に、喜びに、打ち震える、その一方で。
それが、キセキが揃っていないからこそ。
あのメンバーが共に戦っていないからこそ、それが得られていることを、考えないようにしたかった。
あの頃のメンバーで。
皆と同じチームで戦って。
こんな気持ちを味わうことは、きっと、もう、永遠にできないのだ。
永遠に。
改めてそうなのだと、今更になって、気が付いた。
気が付いて、しまった。
その事実に愕然とする自分に、気付いていない、ふりをする。
あの頃に帰りたいと思わなくなることが怖いだなんて。
なんて馬鹿なこと。
何も考えずに蓋をする。
見えないように押し隠す。
過去は、もう帰らないのだから。
今ここで幸せになることは絶対に正しいはずなのに。
そう思ってしまいたくなくて、それが、馬鹿らしくて。
苦しかった。