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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
「黒子」
「はい」
「…これをやろう」
「…折り畳み傘ですか」
「晴雨兼用だ。差せ」
「…何でボクが命令されなくちゃいけないんですか」
「倒れるだろう、オマエは」
「…そんなにしょっちゅう倒れてないです」
「嘘をつくな」
「……」
「だから差せと言っている」
「…それなら自分で買います」
「…オレには必要ない」
「…じゃあなんで買ったものを渡すんですか。ボクが使わないと全くの無駄じゃないですか」
「では使え」
「………。話になりませんね…」
「オマエが意地を張るのが悪い」
「ボクのせいなんですか…?」
「いいから受け取れ。別にオマエが損をするわけでもないだろう」
「………ボクのプライドが損をしてます」
「ふざけるな」
「ふざけてはいませんけど」
「日傘とか、女の子みたいじゃないですか」
「…どうせオマエだと気付かれはせんだろう」
「そうやって何事も妥協したくないんですけど」
「どうせならサングラスでもかけるか」
「…オーストラリアとかで小学生とかに認められるようになったアレですか?」
「……」
「ボクは有色人種ですけど」
「その髪の色でよく言うな」
「似合うとは思えません」
「似合う似合わんの問題ではないだろう」
「それぐらいなら日傘の方がましですね」
「なら差せ」
「…わかりました。差します」
空を映したような色の傘。
「…もっと地味なのなかったんですか」
「似合ってるぞ」
「馬鹿にしないでください」
「暑いときは差せ」
「キミの思惑通りに動くのは癪です」
「そう言っても使えるものは使うのがオマエだろう」
「…一気に捨てたくなってきました」
「やめんか」
「キミが余計なこと言うからじゃないですか」
それでも傘越しに見る景色が存外に綺麗だったので。
黒子は諦めて、それを自分のものにした。
それから後。
強い日差しの日には、時折それを差して、歩く黒子の姿が見られた。
それを見て笑う緑間を、黄瀬が見て気持ち悪がったのは、また別の話。
別に関わらなければいいだけの話なのに自分から覗き込んでくるというか。
で周りは呆れながらそれに対処すると。
なんだかんだで甘やかされてればいいと思いました。
拍手お返事行きます!
おたふくさん、コメントありがとうございました^^
ツンデレはいいですよね♪
とりあえず緑間はこんなキャラだと信じています(笑)
高尾がいたら絶対からかわれる(笑)
黒子が日傘差して立ってたら、とても異国情緒あふれてそうですねー。
折角なので可愛い服も来てもらいたいですが。
そこらへんは黄瀬がお願いする分野ですかね(笑)
ではでは、また。
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