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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
「黒子!黒子いるか!!」
「…はい、いますけど」
「来てるぞ!!」
「…誰が、ですか?」
「テツ君!えへへ、来ちゃった!」
「…桃井さん」
「近くまで、他校の偵察に来たの。だから、折角だし」
「偵察する必要、なさそうですけど」
「いやでも、万が一ってこともあるからさ。いつだって、気を抜いたらダメだよ」
「…そうですね」
「一緒に、帰ってもいい?」
「勿論。送りますよ」
「ありがとう!」
「誠凛って、制服、可愛いよね」
「そうですか?」
「うん。セーラーっていいよね。私、着てみたかったんだ」
「そうだったんですか」
「そうなの。でもアイツが桐皇選んじゃったからね。またブレザーだよ?ちょっとは変化が欲しいよね」
「…でも、似合ってると思いますけどね」
「…えっ!?」
「よく似合ってますよ。色合いとか。かっちりした型と色が、相性いいんでしょうね」
「…私と、だよね?」
「他に、誰の話をするんですか?」
「う、うん……。なんか、嬉しいな。ううん、すっごく嬉しい」
「親とか、褒めてくれたでしょう?」
「全然違うよ!重みが違う」
「…そうですか」
「…うん」
「…テツ君も、その学ラン、色とかよく合ってて、いいよね」
「ありがとうございます」
「うん。変わってて、面白いし」
「そうですね。結構カジュアルというか」
「斬新だよね。でも、ブレザーのテツ君も、よかったけど」
「…そうですか」
「うん。ネクタイとかカッチリ締めてて、カッコよかった」
「…女性にとってネクタイは、中々、人気のアイテムみたいですね」
「ふふ、そーだね、やっぱカッコイイし。よく似合ってたよ。…ホントに」
「…青峰君とかは、いつもだらしなかったですしね」
「ホントだよー!ちゃんとしてれば、少しはマシかもしれないのにさ」
「まあ、そのままでも悪っぽいところが人気でしたけどね」
「そんなの騙されてるよね。確かにアイツは悪だけど、人気でるようなとこ一つもないもん!」
「…言っちゃいましたね」
「えへ。だってアイツはしょーがないって」
「そうですね…」
「…流石に、あの頃の制服は、もう小さいかな」
「…まだ、半年しかたってないんですけどね」
「…ホントだ。もう、随分経ったような気がするのにね」
「…ボクが、途中で消えたのも大きいですよね」
「……そうだよ。もう、ホント、皆すごく心配したんだから!」
「すみません」
「…まあ、今はこうして話せるから、いいんだけどね」
「…ありがとうございます」
「うん。…もう、消えないでね」
「はい。きっと、もう、そんなことにはならないです」
「…そっか」
「はい。…いえ、しないです」
「……よかった」
「色々、迷惑かけましたね」
「…まあ、ちょっとね。でも、ホントに、今こうして笑って話せるから、チャラにしてあげる!」
「それは、よかったです」
「うん。…いつかは、青峰君も一緒に帰れたらいいな」
「…そうですね」
「ちょっと、難しいかもしれないけど」
「そうですね…。でも、現実にしたいですね」
「うん…。ありがとう。…おんなじこと考えてくれる人がいるとさ、なんか、救われた気持ちになれるよ」
「…早く、そんな日が来るといいですね」
「…うん」
「…もう、この辺でいいよ。送ってくれて、ありがとね!」
「…はい」
「また、遊びに行くね!」
「はい。お元気で」
「またねー!」
「はい。また、会いましょう」