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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
「……」
「ん?どーしたテツ。こっちガン見して」
「…また、身長伸びましたか」
「あ?いや、わかんねーけど」
「筋肉も、益々、しっかりしてきてますね」
「あーそーだな…」
見せびらかす意図はないが、あまりにも無防備にさらけ出された肌に、黒子は好奇心を隠せなかった。
「…すみません、失礼します」
「おわっ!くすぐってーっつーの!」
「凄いですね…」
黒子は、はだけられた青峰の胸元を、遠慮なくなぞった。
無駄なく、芸術の域に達するような、見事な筋肉。
程よい弾力でもって、黒子の指を押し返す。
「事前になんか言えよ!」
「言いました」
「いきなりすぎんだよ!」
反論しながらも、何を言っても無駄だと知っているので、半ば諦めてそれを受け入れる。
不安定なので後ろにあったベンチに座り込めば、黒子は、そのまま青峰の胸に寄りかかる。
まるで抱き寄せられたような恰好で、眼を閉じ、そのまま動かない。
「…おーい、テツー」
「…いいですね」
「は?」
「…羨ましいです」
「…あー…オマエ、筋肉ないもんなー」
「うわっ!!」
脈絡なくわき腹に手を伸ばせば、黒子は悲鳴をあげて振り払う。
「何やってんですか」
「オマエだってしたろ?」
「ボクがそういうの苦手だって知ってるでしょう」
「知ってるけど」
「ならやめてください」
「うるせーなーいちいち…」
寄り添うようにして騒ぐ彼らは、傍から見れば、痴話喧嘩中のようにしか見えない。
そんな中扉が開いて、黄瀬と紫原が入って来る。
入るなり、黄瀬は2人の姿を目に止めて、声を上げる。
「うわ、2人とも何いちゃついてるんスか!!」
「別にいちゃついてなんていませんけど」
「いや、見るからにラブラブじゃないッスか!?」
「コイツが筋肉好きなだけだって」
「筋肉!?」
「はい、まあ、そうですね」
これ以上騒がれるのもなんなので、仕方なく、黒子は青峰から離れた。
青峰も立ち上がり伸びをすると、着替えに戻る。
「言ってくれればオレだって見せるのに!」
「いえ、もう十分満足したのでいいです」
「えー!?」
「黒ちん、峰ちんの身体好きだよね」
「はい。キレイですから」
「なんか凄いこと言ってるッスよ…」
「腕は緑間君のも凄いと思いますけどね」
オレはー?と聞く紫原に、黒子は、もう少し締まってる方が好みですねとあっさり返す。
「…オレも、鍛えようかな」
「オメーモデルだろーが」
「だって、何か癪なんスもん」
「別に無理することないですよ。実用的でないところについても意味ないですし」
「それはそうなんスけど…」
ぶつぶつとぼやく黄瀬を尻目に、黒子は、もう一度青峰を見た。
部活着に包まれたその肉体は、その上からでも十分な質量を感じさせる。
「…ほんとに、凄いですね」
「いつまで言ってんだよ。ほら、行くぞ」
「はい」
呼ばれた声に、黒子は素直に応じる。
断る理由は、何もない。
待ってーと声を上げた黄瀬は放っといて、2人は、練習へと向かった。
そしたらこんなことになりました(笑)
いい筋肉が目の前にあるとちょっと触ってみたくなりますよね!
カウンター7000いきましたー^^
今回はリクなかったようなので、通常運営でいきますね!
面白い話をかけるように頑張ります。
ではでは。
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