×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
まるで何かに定められたかのようにボクは彼に見いだされて。
彼によって生きる意味を与えられた。
誰にも見つからないで、ただ、影として歩くことが、その条件。
それだけで十分だと思ってた。
身の程知らずな願いなんて、持つことすらなかったのに。
ああ間違えた。
いったいどこから。
彼を好きになってしまったことか。
バスケを愛してしまったことか。
一度見放されてしまえばもう戻ることなんてできないことを知っていて。
放り出された森は暗く茨の道だ。
現実は、物語のようには結ばれない。
眼を閉じる。
どう転んでもきっと幸せにはなれないだろう。
<< オマエがいないと 青→黒 | HOME | 許さない 黄黒 >> |