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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
「ねぇ桃っち」
「なに、きーちゃん」
「なんで黒子っちは緑間っちのこと苦手なのによく一緒にいるんだろ」
「…うーん、多分、タイプが似てるからじゃない?」
「似てるぅ?」
「そんな嫌な顔しないの。だって2人とも凄く真面目じゃない。それで物静かなとことか」
「…まあ、そこだけ言えばそう言えないこともないけどさ」
「みどりんは自己主張激しいから。それに結構キツイしね。
そういうとこで違うんだと思うけど。…やっぱテツ君は素敵…」
「おーい桃っち、戻ってきてー」
「だってテツ君が素敵すぎるんだもん…」
「まあ確かに黒子っちは魅力的ッスけどね。今重要なのはなんで二人が一緒にいるのかってことッスよ」
「…そうだなぁ。なんとなく、2人とも静かなところが好きだからっていうのがまずあるんじゃない?」
「あー…確かに」
「それに2人とも本が好きだし、基本的に趣味が似てると思うのよね」
「…オレも本読もうかな…」
「きーちゃんそんな暇あるの?」
「いや、ないけど…」
「勉強とかの話もできるしね。だって赤司君は忙しいし他の皆はそんな話できないでしょ」
「酷いッス!そりゃ確かにそんな話はしたくないけど…」
「それぐらいかなぁ?後やっぱ地道な努力家だって所では、お互いになんか認め合ってるんだと思うよ」
「…なんかずるい」
「もー子供みたいに拗ねないでよ」
「オレだって頑張ってるじゃないッスか~」
「やっぱねー、きーちゃんは派手だし女の子に囲まれてたりするし、どうしても地道ってイメージからは遠いよね」
「だってしょうがないじゃないッスか!外見とか変えらんない!」
「そりゃ私だってわかるよ!ただそういうとこ、違うんだってこと」
「うー…」
「きーちゃんはきーちゃんらしくするしかないと思うけど。私も私以外になんかなれないもん」
「…桃っちは、男前ッスよね」
「だって私がしっかりしてないと青峰君とかすぐサボるんだもの。うかうかしてらんないの」
「あはは、それは確かに」
「それに、テツ君もそういうとこはちゃんと見ててくれるもの」
「…なんとなく、わかるよ」
「あーやっぱり格好いいよねテツ君!!誰も気づいてくれなくてもテツ君はちゃんと見ててくれるの…」
「そういうの大事ッスよね…」
「そうよ、そもそもバスケ部にはそういった気配りができる人が少なすぎるの!」
「あー…皆自分のことで精一杯って感じあるよね…」
「そうなの。だからこそテツ君の傍は居心地がいいんだろうね。優しいし」
「うん…。特に女の子には」
「そう!すっごい紳士なのよね!!私女の子に生まれてホントによかった!!」
「そこで喜ぶのもどうかと思うけどね…」
「でもそーゆーところって大事よ。だって皆のプレイ見てると、私も男だったらって、たまに思うから」
「…そうなんスか」
「うん。でもいいんだけどね。今楽しいし。それに、女の子ならテツ君とも結婚できるし!」
「全ての基準がそこに行きつくのはなんかホント凄いッスよ…」
「…あ、今ちょっと思ったんだけど」
「…なに?」
「あのさ、テツ君って、みどりんのことが苦手なだけで、嫌いなわけじゃないんだよね」
「いや、それは知ってるけど」
「嫌いじゃないけど苦手な人に、自分のこと認めてもらえたりすると、なんか普通より嬉しかったりしない?」
「…うーん…」
「えっとね……。厳しいって有名な先生に、よくやったとか、褒めてもらえたらなんか凄い嬉しくない?
そんな感じ」
「…あ…」
「わかった?だからさ、テツ君もさ、」
「それ以上言わないで!!なんかやだ!!うわーずるい!ずるいよ緑間っち!!」
「うん…」
「えーなんか最悪じゃないッスか、オレらの方が一杯アピールしても
緑間っちの方がインパクト大きいなんて!?」
「そこまで言ってないし…。っていうか私を一緒にしないで欲しいんだけど」
「うわー緑間っち憎い!!黒子っち騙されないでー!!!」
「きーちゃんうるさい」
「えーん酷いッス…」
「しかも気付いても何もできないというね」
「…マジずるい…」
「素でやってるんだもんね。タチ悪いよ」
「…桃っち、頑張って黒子っちから緑間っちを引き離そう」
「…そうね。協力しよっか」
「しよう。黒子っちは緑間っちには絶対渡さない!!」
「そだね」
でも、なんか邪魔すればするほど仲が深くなっちゃいそうとも思っちゃうんだけど。
ロミオとジュリエットみたいに?
だって声を聞けなくなれば珍しくなって価値が上がっちゃうとかあるじゃない。
恋愛って本当に駆け引きだ。
やだなぁ。
まあみどりんと私は違うところで勝負してるからそこまでこだわらなくてもいいのかもしれない。
きーちゃんには悪いけど。
とにかく。
はっきりと言えてしまうのは、ツンデレって最強ってことだ。
DQのマリベルとかローゼンメイデンの真紅とかあれこれ。
どうしても惹かれてしまう…。
なんでしょうね、素直になれない人が好きなんですかね。
後はぴりぴりした、甘くなる一歩手前ぐらいのところが好きだからかもです。
だからなんだか負けたような気がして悔しいのですが緑間が好きです。
それが狙っているとわかっていても好きになってしまうこの魔力…如何ともし難い…。
まあ黒子もそういうとこあって、だからこそ好きですが。
今更コメントするなって話ですがちょっとツンデレについて語りたくなっちゃったので…。
それではまた!