忍者ブログ
黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
最新コメント
[07/17 ちとせ]
[05/21 たなか]
[04/28 刹那]
[12/03 たなか]
[11/13 NONAME]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
性別:
女性
自己紹介:
すみません、暫くPCに触れることができなくなるので、返信等一切できなくなります。
ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
ブログ内検索
最古記事
(03/01)
(03/02)
(03/03)
(03/04)
(03/06)
カウンター
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
バーコード
[38] [37] [36] [35] [34] [33] [32] [31] [30] [28] [27]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



授業が終わると、人に紛れて教室を出る。
10分の休みなら、ミスディレクションを発動し続けることは、そう難しくない。
 






誰の目にも映らないように、気付かれないように。


早く、時が過ぎればいい。

早く終わってほしかった。

もうこんな中学生活などに意味はなかった。

学校にいたくもなかった。



彼らを遠くから見つめることも、したくなかったし、探しに来る彼らから、身をかわし続けることも、痛かった。




それはボクの勝手な感傷だった。

だってボクが隠れているんだから。

自分が傷ついてどうするのか。


楽になるためにしていることなのに。





もうすぐ冬休みが来て、そして受験だ。

それが終われば、もう学校に来なくてもよくなる。





これでいいのか?

本当に?





問いかける言葉を無視する。

呑み込む。





大好きな人たちと別れる。

ボクの決めたこと。





それしかもう道はないと、覚悟した。


それなのに苦い。

 



別れを告げたのは自分なのに、決別できない、この心。


もう駄目だとわかっているのに、彼らを見るたびに揺らぎそうになるのが憎かった。





楽しかったとき。

嬉しかったとき。

幸せだったとき。

笑いあえたとき。






全ては事実としてそこにあるのに。


 











戻ることだけが。






戻ることだけが、できない。

 

 

 




 

PR
コメント
 
需要
シリアスを書き続けるって、なかなか大変なことだと、知りました。
なんというか、同じネタだと飽きられちゃいますし。
書いていても楽しくない。
違うネタをばりばり思いつくには、やっぱり楽しい話とかが多くなるのかなって思いました。

皆さんは何を読みたくていらしてくださってるんでしょうかね。
今のところ火黒好きな人が多いのかな?
桃井はあんまり需要ないかと思いますが、楽しんでいただけると幸いです。
そしてキセキの会話だけとか更に需要あるのかって思いながら書いてます(笑)

それではまた!
【2011/04/18 18:15】 NAME [静] WEBLINK [] EDIT []
コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
トラックバック
この記事にトラックバックする:
© [ BLUE MIRAGE - bm-pastel ] 忍者ブログ [PR]