×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ボクを待つ、その姿が。
彼に、重なる。
かつての光。
全てを焼き尽くすほどの、強い。
獣のような眼が。
ぞくりとするような集中が。
喰らいつくような。
捕まったら逃げられない。
そう思う。
そう思った時点で、もう捕まっている。
どっちに?
いつ?
ボクは今どこにいる?
足元がぐらぐらする。
落ち着かない。
眩暈。
かがみくん。
あおみねくん。
ごめんなさい。
謝らなければならないのはどちらにだろう?
「おい」
ごめんなさい。
「…どうした?」
お願いします。
「黒子?」
ボクを呼ばないで。
ひどい裏切りだ、こんなこと。
どうしても、忘れられないなんて。
焼けつくように、鮮明に。
自然に寄り添うように。
初めて見つけた居場所。
忘れようと思えば思うほど、鮮やかに輝いた。