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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
「ねー、花火やらない?」
「あ?なんだよ、ちょっとシーズン遅くね」
「なんか安売りしてたからって親が買ってきちゃったの。せっかくだから皆でやらないかなって思って」
「いいッスね。やろうよ」
「ね、いいよね!テツ君も、どう?」
「はい、行きますよ」
「ミドリンもムッ君も来るよね?」
「まあ、いいだろう」
「まーいーよ、暇だし」
「よかった!キャプテンもさっきいいよって言ってくれたから、皆でできるね!」
「どこでやるんスか?」
「うん、家の近くの公園でやろうと思って。あそこなら広いし、邪魔にならないと思うし」
「あー、そだな」
「じゃあ、7時半ぐらいに集合でいいかな」
「ああ、わかった」
「じゃあ、それで」
「うん。待ってるね!」
「あ、来た来た!」
「こんばんは」
「夜は涼しくていいねー」
「大分過ごしやすくなったよな」
「すっかり日が落ちるの早くなってきましたから」
「もうすぐ秋ッスね」
「まだ日中は残暑がきついけどな」
「先客がちょっといるな」
「まあ気にしなければいいですよ」
「多分オレら騒いでたら出て行っちゃいそうな気ぃするよね」
「そりゃなんつーか、ガタイが違うッスもん…」
「部活をしていれば筋肉がつくしな」
「それより身長が大きいんじゃないですか。190前後の集団がいたら誰でも近寄りたくないです」
「…気持ちはわかるかも。もう慣れたけどね」
「まあ威圧感はあるよな」
「だって伸びたものは仕方ないじゃん」
「まーバスケすんのには丁度いいかんな」
「モデルも180はないと厳しいッスよ」
「うっせぇ黙ってろ」
「ヒドッ!」
「モデル、女の子でも結構高いもんね。165位はあったりするし」
「高い方がすらっとして綺麗に見えるんでしょうね」
「独活(ウド)の大木って言葉もあるけどな」
「ヒドッ!!」
「でもまーいーことばっかでもねーぜ。ドア枠とかしょっちゅうぶち当たるしな」
「同感だ」
「ベッドとかも身長合わなかったりするッスよね」
「まあ代償は色々なところで支払われているんだろうさ」
「平均的だとそこらへんは有難いです」
「ねーそろそろ花火しない?」
「じゃー蝋燭立てっか」
「花火バラしとくッスね」
「仕掛け花火っていつやんの?」
「半分ぐらい済んだら点けたらいいだろ」
「これだけいたら結構早く済んじゃいそうだねー」
「頼むからまとめて火をつけるなどという馬鹿なことはするなよ」
「えーだって線香花火とかダルくない?」
「馬鹿か。あれを楽しむのが風流というものだ」
「紫原君はせっかちすぎますよ」
「でも線香花火って余るよねー」
「やたら多く入ってるからな」
「しかもじっとしてなくちゃいけないから大変ッスよね」
「でもあれ競争すんのおもしれーぞ」
「青峰っちそういうこと好きッスね…」
「まああまり遅くなり過ぎないようにな。明日も練習だ」
「めんどいな…」
「それに多分中学生だから補導されますよ」
「中学生に見えないからオッケーじゃない?」
「流石に成人してるようには見えないから駄目じゃないかな…」
「遠目にはデカいから近寄ってこないかもな」
「便利ですね」
「オマエだって見つからねーだろ」
「むしろ悲鳴あげて逃げて行かれそーだよね」
「…イヤですね」
「まーオレ等は慣れてっからな」
「…はい」
「あ、点いた点いた」
「風少なくてよかったなー」
「風あると蝋燭すぐ消えちゃうもんね」
「火事になる可能性もあるからな」
「じゃーやるよ?」
「はい、どうぞ」
「なんか懐かしい感じ」
「子供の頃は結構したりしたんスけどね」
「中学生にもなると中々な」
「こういうの好きな年頃でしょうけどね」
「あ、テツ君、火ぃ分けて!」
「はい、どうぞ」
「仕掛け花火も点けるか?」
「点けよーぜ、派手にぱーっとやっちまえ」
「もーちょっとはムードを楽しもうとかないの?」
「コイツらにそういうことを期待するのは馬鹿というものだ」
「おい適当なこと言ってんじゃねーよ緑間」
「でも確かにキミにデリカシーがないのは事実だと思いますよ」
「おいこら」
「まあまあ、今は楽しみましょうよー」
「オラどけどけー」
「うわ青峰っち!危ない!!危ないから!!」
「やめんか阿呆」
「いーじゃねーかお高くとまってんじゃねーよ」
「っ!こっちに向けるな!火傷したらどうするのだよ!!」
「あーもー線香花火落ちたしー。ふざけないでよ」
「もっと離れたところでしろよ…」
パーン
「あーちょっとキャプテン!何も言わずに打ち上げ花火とかやめてくださいよ!!」
「つーか今の近くね!?」
「オマエらが暴れて移動するからだろうが」
「つーか花火消えたし。火、火」
「ちょっ一杯一度に突っ込みすぎ!!」
「紫原オマエちょっとは譲れよ」
「えーやだし」
「…あ、消えた」
「もーざけんなよ」
「バカが…」
「オイ緑間火ぃよこせ」
「よるな!というかその向きはまずいのだよ!」
「いーだろ別にたいして怪我しねーよ」
「ふざけるな!!」
「あー火点けたッスよー」
「よかった」
「うわっちょ、近いって!!」
「マナーを守ってやれよ、オマエら…」