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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
誰かの為にバスケをしたいと思ったのは初めてだった。
桐皇との試合に負けて数日。
色んなことに集中できずに何もうまくできないままに、突然そんなことを思った。
バスケを始めたのは自分の為だった。
自分の欲望を満たすため。
皆そうだったと思う。
だって、誰かのためなんてそんなの押し付けだし、面白くない。
でも。
オレは海常でのバスケが好きになってた。
皆面白い人だったし、基本的にフツーにしててくれるのがすごく有難かった。
オレがバスケをするのはオレの為だけど。
だって負けるのはすごく悔しいから。
もう負けたくない。
だから本気で戦ってる。
帝光で、皆に追いつくためにしてきたみたいに。
当たり前につかんでた勝利を本気で奪い取るために。
でも。
オレだけの為じゃなくて。
つらい経験を背負って、そんなの微塵も感じさせずに頑張り続けてきた笠松サンの為に。
皆の為に、勝ちたいって、本気で、思った。
結局優先するのは自分の欲でも。
それでもそういう気持ちがあって。
それが、とても優しく感じられるなんて。
不思議だった。
でも、負けたけど。
その時オレはやっぱり自分が負けた悔しさしか見えてなくて、周りに気を使うなんてできなくて。
笠松サンが気張ってるのを、ただ、強いななんて、眺めていることしかできなかった。
今からでも、謝りたかった。
言いたいことは、沢山あった。
青峰っちに勝てなかったこと。
判断ミスが敗北を招いたこと。
寄りかかることしかできなかったこと。
もっとできることがあったんじゃないかってこと。
結局オレには何もできなかったってこと。
でも、きっと謝ったらなんでお前が謝るんだって怒鳴られるだろう。
悔しいけど。
悲しいけど。
もどかしくて仕方ないけど。
でも、あれが、今のオレ達の実力だった。
もう負けたくない。
黒子っちに負けたときと同じ思いが、より強く、激しく、掻き立てられる。
勝ちたい。
このチームで。
ねえ黒子っち。
黒子っちが言ってたことって、きっと、こういうことなんだね。
楽ではない。
帝光にいた頃は、全てが簡単で、うまくいっていた。
便利で、呑気に生きていられた。
今は違う。
苦しいし、焼けつくような苦い思いを味わう。
でも、楽しいんだ。
勝ったとき、嬉しくて、笑いだしたくて。
皆で勝って笑いたい。
それが気持ちいい。
初めて知った、こんな気持ち。
苦しいけど。
苦しいけど、戦いたかった。
もっともっとバスケがしたくて全然まだまだ足りない。
ああ、オレ、バスケが、好きだ。
かつての気持ちを取り戻して今新しい思いを知った。
変わったことが素直に認められて、素直に嬉しくて。
ありがとうと。
告げたかった。
黒子によって気づかされるのは勿論としても、そこにそれだけの人物がいなければ、協力なんてできないんだから。
そういう人がいてくれたからこそ黒子の言葉もより重みをもってくるわけで。
そういう風に考えると黄傘もありかなんて思えてきて、可能性って色々広がるものだなぁなんて感心しました(笑)
まあ、あくまでメインは黒子受けなのでそこまで深めるつもりはありません。
ここから拍手お返事ですー。
コウさん、わざわざお答えくださってありがとうございました!
無事見れるとのことで一安心です^^
よかったよかった。
この話は、ちょっと黄瀬についてよく考えてみるかーって思って書くことになりました^^
黄瀬って今まですごく適当に生きてきたみたいで、だから、人と深くかかわっていくことで、いろんなものが変わっていくのがわかりやすいんじゃないかな、なんて思いました。
コウさんの言葉遣いは本当にいいなって思いますよ♪
綺麗な日本語を使える人って私の中でポイント高いです(笑)
お楽しみいただけて本当にうれしいですー^^
どうぞお楽しみくださいね!
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