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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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(ホワイトデーネタ。多分バレンタイン読んでなくても通じます)


「桃井さん」
「あ!テツ君、どうしたの?もうすぐ部活始まるよ!」
「今日、一緒に帰りませんか」
「…っえ!?」
 

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(V.D.ネタ)


「で、できた…!!」
夜中の、2時。
桃井は、失敗に失敗を重ねて作り上げたチョコレートを掲げて、嬉しそうに笑った。
 


「鬱陶しい!」
ベッドに入ってなお、絡みついてくる腕を、ついにイライラして、黒子は振り払った。

「緑間君は、あまり、ボクに触れませんよね」
「…そうか?」
「…そうです」

「あ、黄瀬君だー!」
「写真良いですかー?」
「あ、いいッスよ。黒子っち、ちょっと待っててくれる?」
「…はい」

「次、いつ、会えそうッスか」
「…ちょっと、先になりそうですね」
「…えー…?」


何でこんなもの買ってしまったんだ。


黄瀬君が表紙の雑誌を、買ってしまった。
買ってしまってから後悔した。
 


「キミは、ちっとも嫉妬とかしませんよね」

「必要ないからな」

「…そうですか」

並んで、帰る。
2人が付き合うようになって、それ程日にちは経っていないが、甘い空気など醸し出すこともなく、ただ、並列に歩いていく。
人気のない裏通りで、黒子は、ふと、傍らの緑間を見上げた。
緑間は暫く気づかなかったが、やがて気付いて、立ち止まる。

オマエ、痩せた?
……最近、体重測ってません。
測れよ。これ以上痩せてどーすんだ。ぺらぺらんなるぞ。
なったら困ります。
…人間じゃねーな。
そうですよ。

「紫原君、いただきますぐらいちゃんと言ったらどうですか」
「え?」

「青峰君、起きてください。そろそろ授業始まりますよ」
「んー…」
「今からそんなんでどうするんですか…」
「……」

お。
…こんにちは。奇遇ですね。
まあ同じ東京に住んでるしな。普通だったら、オマエ、気付かれないんだろーけど。
そうですね。

「…黒子っちどうしたんスか!そんなにオレガン見して!」
「……」
「あう、そんな顔しないでよ」
「いえ。別に」


黒子っちに近づく人、全部殺してあげる。
…怖いですね。
あは。冗談ッスよ?
結構、本気だったように聞こえましたよ。
…できるものなら、したいんで。

うららかな午後。
黄瀬と黒子は、二人で、ただのんびりと時をすごしていた。
しかし黒子は、幸せそうに頬を緩ませる黄瀬を、ふと見て。
突然、黄瀬の頬をつまんで引っ張った。

「いだだだだ!!っちょ、黒子っち~!!」
「……。」


「今から会えるか」
「…もう、家に帰っちゃったんですけど」
「ならそこまで行く」
「…電話じゃダメなんですか?」
「ああ」
「…わかりました。待ってます」
「ああ」

「黒子っちー。ピアス空けない?」
「…その予定はないですね」
「なんで?」
「痛いのはイヤですし、ちゃらちゃらしたのは嫌いです」
「…それってオレが嫌いってこと…?」
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