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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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こんなの嫌だ。
こんなのは違う。

こんなことを望んでなんかいない。
 

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すれ違いを積み重ねている。

部活に来いと、バスケをちゃんとしろという黒子の主張と、何をしても、無駄だと、やる気すらなくした青峰の主張。
ただいがみ合って、ぶつかり合って、どちらかが折れたり、どちらも折れなかったり、何度も、何度も繰り返した。
いい加減別れたほうがすっきりするぐらいに。
 

(ちょっとだけオリキャラ?青峰の彼女出てきます)


「大輝~v」
快活に、軽薄そうな笑みを浮かべる彼女の元へ、青峰は当然のことのように近寄っていく。
そしてうるせぇよと彼女を小突いて。
べたべたと、彼女がまとわりついてくるのを、鬱陶しそうにしながら、でも、許している。

もっと筋肉をつけなきゃ。おいていかれてしまう。

それなのに吐く。
ついていけない。

青峰が、最近できた彼女を、早々にふった。
それは始まった時から眼に見えていたことだったが。

手のひらを失った夢を見ました。

何故失ったのかはわからないのだけど。


「…テツヤ」

火神が呼んだ瞬間、黒子の体がびくりと震える。
戸惑う眼差し。
拒絶を表す身体。



たった一人の冬だ。

心だけじゃなくて。

物理的にも。

冷たくて、つらい。
 


手の届かないゴールめがけて、ボールを放る。
成功率の上がらない作業。
才能が欠片もないと示されているかのよう。



え?他の奴ら?んなの、どーでもいいじゃないスか。仕方ないよ、弱いんだから。

オレに勝てるやつなんか、オレしかいねーよ。

信じられるのは己だけだ。

あーあ。ザコすぎ。

あいつらと、ボク達では。歩いている道も見ている場所も違うんだよ。よく覚えておけ。

 


ただふらりと出かけたところで出くわした。
インターハイ目指して戦う中。
誠凛と秀徳が、戦う少し前。
(まさかの桜井)


ありふれた休日に、ふと小腹がすいて、手近なファーストフード店に入る。
そんなよくある出来事の中でも、偶然は起こってしまうものだった。

(鬱です)


お前はそこまでか。

穏やかそうに告げられた冷酷な事実に、もう傷つくことはなかった。
 


屋上でこの人が寝てるのはもう当たり前の光景になりつつあった。

「黒子っち、見てくれたッスか~?」
「はい、よかったと思います」
(オリキャラ出てます。帝光のチームメイト。)


黒子が体調を崩して部室に戻ると、誰もいない筈のそこに、人影があった。
彼は、黒子に気が付くと、少し驚いた顔をして、笑った。
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