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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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今日も、きつい練習が終わった。

通常練習だけでもきついのに、レギュラーたちにはそれにも増して特別メニューが課されている。
やっとノルマをこなして、一息つけた。
 

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隣で間抜けに眠りこける彼を見て、ああ、これは夢だとわかった。


虹。

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。

あの虹の中にボクの色はない。
 


夜、遅く。
黄瀬がそろそろ寝ようと思っていた頃。
その来客はやってきた。
酷く疲れた顔で。


休日に久しぶりに使った電車の中で、オレは、見つけてしまった。

会ったという言葉を使わなかったのは、ソイツが、寝てたから。
 


嫌です。やめてください。
近寄らないでくれませんか。

ねえ、ほんとにいらない?
オレのこと、本気で嫌い?


「なんか、寂しそうだったから」

不意に抱きとめられた理由を、そんな風に帰されて。
それが真実だったとき、どう返したらいいのか、ボクには、よくわからなかった。
 


黒子っち。

呼ばれ、いつものように寄り添われ。
不意に手を惹かれ口付けられた。

(ちょっとあれな表現ありなので、苦手な方と幼い方はご遠慮くださいまし)


痛い。
とても、とても、痛い。
身体も心も、どこもかしこも。
 


へえ、あれが真ちゃんの元コイビト?結構可愛いじゃん。

可愛いものか。喰えん奴だぞ、あいつは。


憐みの視線を向けるのは間違いだ。

そんなのはこっちの感傷に過ぎないのだから。
(黄瀬がひどい奴です)


「黒子っち、好きだよ。付き合って?」
「…何の冗談ですか」


ぼんやりと、しかし確かに赤く変色し、腫れを示している手首から滴る水を、タオルで拭う。

(下の記事を意識しているので読んでから読むといいかもしれません)



好きだよ。


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