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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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(桃井の友達がわっさわっさ出てます。オリキャラ?ってほどでもないけど、注意!)


「さつきーどうしたの?」
「んー疲れちゃって…」
「また部活?もーいい加減にしなよ」
「そーゆーわけにもいかないよー」
 

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黒子が目を覚ますと、そこは、白い部屋だった。
厳密に言えば薄らと青みがかったカーテンだが。
部屋にしては狭いから、カーテンの先には恐らくまだ別の空間が広がっているのだろう。

「ねえ、青峰君。最近、テツ君調子悪そうだね」
「あー。まあ、あちーしな」
「もう、適当すぎじゃない?」
「いちいち言われんのもうぜーだろ。自分でちゃんと管理ぐらいできるって」
「そうかなぁ。確かにテツ君はしっかりしてるけど」


「あー彼女欲しいなぁ…」
「うるせーぞコガ!!余計なこと考えんな!」
「だって毎日疲れるしさー。一言お疲れさまって言ってくれるだけでいいのに…」

部活中に倒れ保健室に連行されたその体は、今は部室のベンチに横たわっている。
戻っているということは、少しは良くなったということなのだろうけど。
顔色は相変わらず悪い。
起きていられないのなら戻ってくるなと言いたい。

「…オマエ、肌綺麗だな」
「…ああ…。黄瀬君が色々、しつこいんですよ」
「は?」


「暇だなー」

合宿を終えて。
大半の荷物をもった先行組とは別に、暫く練習をした後続組が、バスを待つ。
 


真ちゃんの家に遊びに来た時のこと。
もてなしの為に真ちゃんは席を外してて、何でもない適当な会話を交わしていた。

それが、どうしてこんな流れになったんだろうか。
 


「うわ、めっちゃ雨降りそう!」
「傘持ってねーよ」
「仕方ない、走るか」
「原始的だな…」
「まあお金勿体ないですし」

暑い日はプールいいよな。
ただで使わしてくれるしね~。
汗も気にならないもんな。
でもやっぱ疲れるけどなー。

あれ、何か人だかりできてる。
何かやってんのか?
野次馬だな…。

ああ、黒子。
こんにちは。どうしたんですか、1人だけ残って。
ああ、バッシュが駄目になっちゃって。今日一日持たせようと、悪戦苦闘してたんだ。


「テツー今日ヒマか?」
「あ、はい。特に用事はないですけど」
「じゃあ黄瀬ん家行こうぜ。今日親いねーんだってよ」

「じゃーまずSFな」
「やっぱSFモノはハリウッドッスよねー」
「すっかり開拓されきった感もありますしね」
「実写でなければ色々あるんだろうがな」


「黄瀬君」
「ん…あ…。…黒子っち」
「おはようございます」
練習試合中に人を避けきれず、倒れ、頭を打ち。

脳震盪で保健室に運ばれ、横になって暫く経った頃、ドアが開いて、勢いよく黄瀬が飛び込んできた。
続いて、飽きれた様子で青峰が。

「そういえば、明日、枕草子の暗唱のテストありましたね」
「えっまじッスか!?」
「はい」
「えー…」
「あれ、テツお前、顔赤くね?」
「そうですか?」
「確かに赤いな」
「大丈夫ッスか?今日熱いッスから…」
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