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黒子のバスケの2次創作ブログ。 キセキ中心の黒子受け雑食(黒桃有)で文章書いてます。お勧め→◇
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ので、拍手とキリ番機能は停止させてもらいました。今までコメントありがとうございました!嬉しかったです!
更新は予約してますので、これまで通りにちゃんといくと思います。
暫く連絡は取れなくなりますが、これからも、よろしくしてくれたらうれしいです。
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(えろいのあるよ!注意してね!)


「すぐ、ご飯作るね」
仕事から帰ってきてすぐ、黄瀬は笑って、上着を脱ぎ、キッチンへと向かう。
いつものことのようになりつつある光景だ。
まめな黄瀬と、それを見守る黒子。
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初めからそこにいるような気はそれとなくしていたのだ。
彼はよくその場所にいる。
ただ、いつもいる棟とは逆であるのと、それに、そんなわかりやすい場所にいるだろうかという疑問もあって、あえてそこには向かわなかっただけだった。

最後になったのは、皮肉な結果だ。

後少しだ。
後2階登れば、もう探していない場所はない。
それでも見つからなかったらと思うと、恐ろしくなるけれど。

「なあオマエ結局誰が好きなの?」
「は?」
「火神?それともあの青峰大輝?それとも他のキセキ?」
「…あの」

(13巻旅館にて)


イライラする。
入ってくんな。
折角会えたっつーのに。
 


校舎内を駆け巡って暫く経つ。
周囲に気を払ってミスディレクションするのも、走り回るのにも、少し疲れてくる頃。

校舎の半分は探したが、青峰の気配はどこにもなかった。
ここまで見つからないと、半ば嫌になってくる。

ぱたぱたと走って、青峰を探す。
そこら辺にいれば、身長ですぐにわかるので、どこかの部屋に入ってしまっているのだろう。
いちいち扉を開けて、中を見回した。
準備室など、普通はいらないようなところにはいないだろうとも思ったが、見過ごしてしまうと後が面倒なので、きちんと全部確認していく。

青峰を探しにと出かけた黒子だったが、行き先も告げられずに失踪されたために、あちらこちらへと奔走する羽目になり。
少々疲れてきたところに、彼を見つけた。
珍しく一人で、のんびりと景色を見ている。

10月31日。
日本にも少しばかり浸透してきた行事の、当日のこと。

(モブX黒えろ有。無理やりです。苦手な方は要注意)


何か、様子がおかしい。
そう思いながらも、何がおかしいのか、具体的に感じ取ることができなかった。
それが、悲劇を招いたのだろうか。

その時様子の可笑しさに気付いていたら、あんな目には、遭わずに、済んだだろうか。
 


屋上への扉を開けた。
こっちを見るのは、黄瀬、緑間。
あれ。探してたやつがいない。

(前書いた、一緒に生きよう、の続きに当たりますが単体でも大丈夫です。女黒子で(だけど全然変わらない)、青黒婚約中)


「なあ結婚式、あげるってことでいいよな」
「は!?」
 


いつもの1on1を終えて、部室に戻ってきた黄瀬と青峰は、扉を開けて広がっていた光景に驚いて目を見張った。
「よう、お疲れさん」
「っな…!?」

「っくしゅん!」
「風邪ッスか?」
「…いえ、気にしないでください」

(女黒子で(でもなんら変わりないんですけど)、5年後くらい設定)


高校卒業後、バスケ界に羽ばたいた青峰と、無難に大学に進学した黒子は、中々会えなくなって、連絡も殆ど途絶えていた。

黒子も青峰もそうマメな性格ではなかったし、青峰はそういう配慮に欠けていて、黒子は気を使って、連絡を取っていなかった。
 


「最近キミは、何も言ってきませんね」
「何がだ」


こんなの嫌だ。
こんなのは違う。

こんなことを望んでなんかいない。
 


「黄瀬君」
「…どしたの?黒子っち」
「…おかしいと、思いませんか」
「え?」
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